三十年前の青春

2016年07月04日 16:25

 昨日は月イチのスカパー無料デー。
 注目は二時間ドラマ『二+歳の祭り』
 ただし、ドラマの質が高い、という意味ではない。

 主演はおニャン子出身の河合ソノコさん。アイドル最盛期の主演だが、アイドルドラマではなく、シリアスな青春群像劇。しかし、演技は終始「おニャン子演技」
 今でいうAとKとBのグルーブに近いが、おニャン子の多くのメンバーにはプロ意識はあまり感じられなかった。

 30年前(!)の本放送も、一部だが観た記憶がある。
 ちなみに、当時は家庭用ビデオデッキが普及し始めた時期。うちにもビデオデッキはあったが、録画ではなくリアルタイムで観たと思う。
 河合さんの特別なファンというわけでもなかったから、たまたま目に入ったのだろう。



 あらすじ。
 俳優養成スクールと短大に通うヒロインは、これと言った目的も才能もないにもかかわらず、大学を辞めてしまう。特別に美人でもなく、歌や演技がうまいわけでもないが、なんやかんやあって最終的に……という話。


 アイドル主演にもかかわらず、ストーリーは子供向けどころか、社会の厳しさをリアルに描く話で、官能シーンもちょいちょい顔を出す。たとえば、ヒロインと同期の男が、劇の上演費用捻出のために、パトロンの有閑マダム(?)とヤるシーンとか(バストトップ露出&アエギ声あり)。
 また、当時はまだ「アダルトビデオ」という名前が定着していなかったのか、「ポルノビデオ」と呼ばれている。(ヒロインの友人がオーディションに応募)
 これらの記憶は無いが、家族で一緒に観たのなら気まずくなるはずなので、おそらく一人で見たのかも。

 言うまでもないが、河合さんはこれらのエロシーンからは厳重に隔離されている
 原田ヨシオさんとのキスシーンが一つあった。
 ただ、原田さんが仕掛けた「不意打ちキス」で、本当にキスしているかどうかは不明。
 さらに事後、河合さんは(露骨に嫌そうに)手の甲で自分の唇をゴシゴシ。


 河合さんの演技に不安があったことはスタッフも承知していたのか、多数のスクール同期を出す作戦を取っている。その中に杉本テッタ氏が。彼が(劇中では)一番演技が下手で途中脱落するという、皮肉な展開。



 河合さんは役柄通りというか、主演でありながら、淡々と(お嬢様的)演技をこなす。肝心のダンスシーンも……であり、したがって、ラストの展開はけっして納得いくものではない。





 ただ

 ただ



 視聴が僕の青春期と重なったためか、このドラマが「飛田流」を形成する要素の重要な一つになったことは間違いない。
 今でも、タイトルはもちろん、一部のシーンははっきりと覚えていたので。


 たとえば、スクールの同期の中に一人、女装のショーパブで働くゲイの男の子が登場する。
 彼の記憶は無いが、無意識のうちに潜在意識に擦り込まれたのかもしれない。



 多感な時期に見たもの・聞いたものって、その後の人生にかなりの影響を与えるんだね。



 時にそれはトラウマになり、
 時には心のよりどころになるっぽい。





 土曜日の


 実験室!



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