誠に恐縮ではありますが。

2019年09月18日 23:03

80年代がそれほどいい時代じゃない理由について、思い当たることが。
当然のようにゲイを笑いものにする風習(?)が残っていたから。
今でもお馴染みのタレントたちが、テレビで「ホモ」「オカマ」ネタで笑いを取っていた。
ちょうど、「あの生産性VTR」と同じような雰囲気。罪悪感なんて欠片もない。


どんなに文章がうまくて、売れている小説家でも
作品中に
「ホモ」「オカマ」
と意味なくぶっ込んでくる人はどうにも好きになれない。

しかも、けっこう多い。こういう作品。
ご承知の通り。




昼の帯ドラマ『やすらぎの刻~道』、一年間続く大作ということもあり、毎日楽しく観ているのだが、

昨日の放送だけはちょっと違和感を覚えた


昔テレビ業界で活躍した俳優・スタッフが暮らす高級老人ホームが舞台で、この回のあらすじは、主人公で脚本家の菊村が、初期の前立腺がんと判明し、その噂が園内を駆け回る、というもの。


コテージで元女優三人が噂話。
「前立腺を全部取っちゃうと男の人って一体どうなるんですか?」
「男の機能がなくなっちゃうの。つまり(手の甲を頬に当ててしなを作る)コッチになっちゃうの」
(中略。ミッツ氏・デラックス氏を引き合いに出して)
「でもなんか(※女装が)似合いそう」
「結構売れ線のこっち(またしなを作り)になったりして!(笑)」

三人大笑い。


サロンで元歌舞伎俳優(女形)・落語家が噂話。
落語家「(愉快そうに拍手)売れますね。あの方女装したらきれいになると思う(笑)」
俳優「売れると思いますよ」
落語家「先生第二の人生ですね」

二人で笑う。



――と、昭和世代には“おなじみ”のシーンが、軽快なBGMとともに描かれる。
ちなみに、菊村は異性愛者であり、女装趣味もない。



もちろん、大前提として、「老人たちの無責任な噂話」として描写されているわけだが、

まさか令和に入っても
しかも、毎日楽しみにしている『やすらぎ』の中で

「前立腺を取る=ゲイになる=女装」という幾重にも間違っている偏見と
少なくともテレビからは絶滅した、と思われていた「例のポーズ」を見るとは……。


もし、仮に性別を入れ替えて、女性が子宮を取った設定でも、同じようなシーンを描けるのだろうか。





小さい頃、手塚治虫の『ブラック・ジャック』で、如月恵(めぐみ)という女性が子宮がんで女性としての機能を失ったことにより如月恵(けい)という“男性”として生きることを決意し、BJの元を去る――というエピソードを読んだことがある。

ドラマを盛り上げるための誇張、と思えなくもないが、やはり今でも、この話に限って言えば違和感が残っている。
特に、めぐみはBJと相思相愛の仲であっただけに。


当時僕は子供だったので、「男性・女性機能を失う=男、あるいは女ではなくなる」という考え方(偏見)が一般的だったかどうかは不明だが、この漫画が発表されて40年以上が経ち、まさか、日本を代表する名脚本家のドラマでそれが「お笑いシーン」として堂々と出てくるとは思わなかった。


とは言え


あくまで俗物たちの「無責任な噂話」という設定であり、あまり目くじらを立てると、「これだからLGBTは」などと言われてしまいそうなので、ここでは「違和感」という表現にとどめておくことにする。



しかし、
できれば、そのあとに誰かが「あなた、それは失礼よ」とたしなめるシーンがあってもよかったのでは、と個人的には思う。

少なくとも、もし僕が書くのであれば、そうします。


誠に恐縮ではありますが。



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もう何も恐くない??

2019年09月16日 23:13

今日は敬老の日。
まだまだ先……と昔は思っていたが、そろそろ現実感を持って受け入れざるを得ない年齢に近づきつつある。

2018年の日本人の平均寿命は男性81.25歳、女性は87.32歳で過去最高を更新したという。
参照)https://womanslabo.com/news-201703060-4

寿命自体はもう少し伸びると思うが、「健康寿命」はそれほど長くは残されていないかもしれない。

せっかく(?)妻子がないのだから、やりたいことをやって最期まで生き抜きたいと思う一方、若い頃あった「根拠のない自信」が少しずつ減っていることにも気づく。
そして、ついつい愚痴もつぶやいてしまう。

僕が今「やりたいこと」は、ブログ・noteでもつぶやいたように、

「同人エロ小説書きから、一歩踏み出す」


と、大きく出たのはいいけれど、noteでは今のところ固定ファンがいるわけでもなく、「おなじみさん」「通りすがりさん」にポツポツとスキを押していただく程度。
だが、やっと「本来の目的」を思い出した、という感じ。

たとえ下層ユーザーで終わったとしても、人生の大半が恥そのものだったので、今さらそれが一つや二つ増えたところでどうということはない。


「僕はここにいます」と言い続けられるツールがありさえすれば、個人的には人生勝ったも同然


いつものように他人を羨み
みっともない愚痴をこぼしながら
だらだらと何かを書いていければこれ幸いである。


まぁ、売れるに越したことはないが……。


結局はカネ。


品性が卑しい。


こんな人が純愛物(勇一・大吾シリーズ)書いてます。


売れてないからどんどん出すスピートが落ちてるけど。



万が一
結末が読みたい奇特な人がいらしたら


みんなでできる限り長生きしましょう。



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面白ければそれでいい。

2019年08月18日 22:12

数日前からネットを賑わしている、創作作品において「目的がないとLGBT要素は登場・存在してはいけないのか問題」。


拙作は成人向けの小説がほとんどなので、ゲイのキャラありきで物語を作っていく。
だが、ポルノであっても、メインキャラ全員がゲイで、しかも、誰彼構わず性的に狙っている、でなくてもいいと思っている。(作風をエロから遠ざけていくと、小説が売れにくくなる、という現実もあるが、それはまた別の話)



僕の小説のキャラクターは、主に以下に分類される。

・主人公(たち)はゲイであるものの、その他は異性愛者(に見える人たち)
・もともと異性愛者だが、ふとしたはずみ・(性的)好奇心・巻き込まれ(強制)から「そうなって」しまう
・同性との性的行為を厭わない集団は、最初異性愛者も加入するものの、「訓練」と称する性的行為でふるいにかけられ、同性・両性愛者が残る


このように「メインキャラ全員が同性愛者」の設定はない、はず。(ゲームシナリオなど、他から依頼された設定は除く)


男性同性愛描写が中心の小説でも、何らかの形で、必ず異性愛者を出すようにしている。

理由は、

特別な理由なく、ゲイしか出てこないのは不自然だから。

この一言に尽きる。

あ、
あと作者がへそ曲がりだから、も。



前提として、僕が書いているのは、純文学でも啓蒙活動の文章でもなく、読者が空いた時間に暇つぶしで気楽に読んでいただくような、その類《たぐい》のものである。
もうちょっと主観的な言い方をすれば、「面白ければそれでいい」。

なので、自分の文章においては、「面白さ」ほぼその一点のみを追求している。
よって、作者が面白いと思う要素はくどいほど作品に投入するが、LGBT要素を入れる(LGBTが登場する)ことには特別な目的は見出していない。

そもそもLGBT自体が特別なことではない、そう考えているから。


余談だが、議論のきっかけになった「創作作品においてLGBTが出てこない」との意見は、「LGBTは出ては来ているが、わざわざそれを他者に表明しない」という言い方のほうが実情にあっているのでは、と個人的には思う。


さらに余談だが、キャラが全員ゲイで、都合よくエッチな方向に話が流れていく、王道テンプレートに沿った小説は、僕の筆力では面白くする自信がないので、なるべく避けている。



こんなことを忖度《そんたく》なく書いてしまうので、ツイッターのフォロワー(自分側)も友人もゼロである。



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追悼・小池一夫先生

2019年04月19日 23:26

小池一夫。
言わずと知れた、劇画界の超大物であり、高橋留美子、原哲夫、板垣恵介、堀井雄二、さくまあきら、西村しのぶ、山本直樹ら、数多くの漫画家・クリエイターを育て上げた名伯楽としても知られている。

当然、僕ごときが足元にも及ばない、存在すら知られてはいけない大先生である。


もちろん、著作を拝見してお名前は存じていたが、初期のセックス&バイオレンスな作風と、あの、迫力あるお顔立ちからして、とてもとても怖ーーーーい方なのでは、と想像していた。



で、のちに先生のツイッターを見つけることになるのだが、おそらく初めて僕がそれに触れたつぶやきがこちら。

2012年09月06日(木)
小池先生でも「ファ●ク」って言わないのか……。ちょっと驚き


元ツイートがどういう内容かは不明だが、まだ、先生のことを「怖い人」と誤解している様子がうかがえる。

2012年11月05日(月)
「五体満足で、何がコミュニティ障害だ、甘えるな!」(小池先生のツイートより) す、すみません……。甘えてますね私。「コミュ障」は「人付き合いが苦手」を、体よく言い換えているだけなのかも。ただ、僕は「ものすごく周りに気を遣う(と思われている)人」の「別の顔」を全力で引きずりだすのが
天才的にうまいので、『純と愛』の愛君並みに常にビクビク。ドラマでもそうだが、人は自分の本性を白日の下にさらされると、おぞましいほどに逆上し、攻撃を仕掛けてくる。もちろん、それをされて黙っている僕ではないので、事態はさらに泥沼化。「優しさ」「正義」が一度ねじれると、最上級の狂気に。

2012年11月09日(金)
小池先生に届けられたという「BL厳選50冊」。腐女子さんの布教エネルギー半端ない。一方ゲイ向けだと「厳選××」みたいな作品は存在する? 男の性欲のごとく、読むまではちやほやしてくれるものの、出すもの出したらポイ、では寂しい。そもそもゲイ小説の書籍化の機会が…(涙)。あ、おはよう。


「小池先生とBL」の組み合わせに、ちょっと意外に思っているらしい。


で、それから四年後。

2016年07月11日(月)
小池先生のツイッターは
本当に小池先生がつぶやいているのだろうか。
「中の人」が五人くらいいそうな気が……。
(※冗談)

2016年07月21日(木)
小池先生、偉大な業績と そ の 風 貌 から、すごくコワい人だと思っていたのだが……。
ファンになりそうである。

2016年08月07日(日)
この小池先生は
本当に僕が(著作等で)知ってる
小池先生だろうか……。 >RT


このあたりから、八十代とは思えないギャグやお茶目さに面食らい、偉大な劇画原作者としては別に、人生の先輩として好意を持つようになる。

乙女チックなお三時のおやつや、渋いバーでのカクテルの写真に、「僕もこう歳を取りたいなぁ」と憧れを抱く。


しかし、昨年の秋――

2018年09月01日(土)
劇画原作者の小池先生が、体調を崩して入院中らしく、とても心配。
ツイッターを拝見する限りでは、病状は楽観視できないようにも見える。

普段、「死」を意識することはめったにないのだが、それはまったく無縁というわけでもなく。
あたふたとしつつスキャン。
いやここは執筆だろ、と自分でも。


この頃は正直、いずれ退院されるのだろうと楽観的に考えていたが、その後、一時外出を除いては、最期まで退院されることなく……。

2018年09月29日(土)
>RT
小池先生、ご容体が優れないようで、とても悲しい。
でも、ご自身の生きざまというか、命の尊さを伝えてくださっているような気も。
僕だったらきっとツイッター辞めて、一人で泣いてる……。

明日は当然来るものではないと再認識。
何もかもずるずると先延ばししてきた人生。せめて文章だけは。

2018年10月18日(木)
小池先生のつぶやきのペースが戻ってきてくれてうれしい。たとえお説教的な内容であったとしても、心地よく感じる。
肩書としては、僕など足元にも及ばないほどの大先生だが、大物さ・お歳を感じさせない文章に、僕も「こうありたい」と思う。
入院生活の長さから言って楽観視はできないが快復を祈念。

2019年01月18日(金)
小池先生のご病状(※認知症)についての告白はショックだった……。
「その」可能性を全く考えていなかったので。

もちろん、劇画・著書・ツイッターぐらいでしか存じ上げないわけだが、劇画原作者の一面とは別に、「お茶目なおじいちゃん」というイメージを勝手に持っていた。
何事も「永久」は無いのだと痛感。

2019年01月26日(土)
諸々いいねありがとうございます。

小池先生は時々ドキッとすることもおっしゃるけど、どういう状況でもお茶目さをお忘れにならず、素晴らしいなぁ。と。

地震。
熊本で起こった時は外出していて気付かなかったのですが、帰ってしばらくすると、家がミシミシと揺れてギョッ。
あれは嫌なものですね。

2019年02月16日(土)
先生、もっと言ってやって……!(※RT https://twitter.com/koikekazuo/status/1096576379158581248

小池先生のような高齢男性が、ここまではっきりと同性愛を支持するって珍しくない?
「頭ごなしに」反対して当然(異常動物、少子化、自然の摂理云々)、良くて「まぁ勝手におやんなさい(どうでもいいけど)」が大半かなと思ってた。

巨匠の発言である事に意味が。

2019年03月24日(日)
最近ちょっとブルーなのは、劇画原作者の小池先生のツイートが四日前から途切れているから。
それまでほぼ毎日つぶやいていたのに。

そして、内容がちょっと……気になる。

ただの思い過ごしだといいなぁ。

2019年03月27日(水)
小池先生が復活されてとてもうれしい。
ただ、もし僕が小池先生の立場だったら、ベッドの上で一日中泣いていると思う。今みたいにふざけたツイートは無理。
でも泣き尽くした後に、徐々にでもふざけたい。
死をネタにするとすぐさま不謹慎とクレームが付きそうだが、
最後は笑って笑わせて終わりたい。



そして、4月13日。
この日の先生のツイート

ゲイが主題の作品には、ゲイかなあ?と思われている人は絶対キャスティングされないわね、むしろ女好き、奥さん素敵、という芸能人しかキャスティングされないわよね~!という結論をもって、このオフ会は終了とさせていただきます。
19:10 - 2019年4月13日



を拝見して、僕は「そんなものかなぁ」と思い、アンケートを実施。


【質問】ゲイ、またはバイセクシュアルの男性の方にお訊きします。この頃、ゲイをテーマにしたテレビドラマが増えてきましたが、ゲイ役を演じる俳優にあなたは何を求めますか(俳優本人がどうあってほしい)?
複数ある場合は、もっとも強く希望する選択肢をお選び下さい。



結果は明日出るのだが、その前に、まさかの――。

まだ実感はない。
「ゥおーい。ただいまー」とまたいつものようにつぶやいてくれそうな気がして。


才能においては、絶対にと言っていいほど及ばないので、せめて先生の生き方や考え方を参考にしたいとずっと思っていた。
「理想のおじいちゃん」「人生の指針」――そんな立場にいる方だった。



けっして先生に追いつけることはありませんが、

明日からも、これまで通り文章を書かせていただきます。


小池先生
あなたのツイートで何度も心が楽にならせていただきました。

本当に、本当にありがとうございました。


飛田流

うまいメシは食わせない!

2019年01月13日 23:54

うちのHDDレコーダーにはおかませ
ではなく
おませか
でもなく
おまかせ録画機能があり、好きなジャンルの言葉を入力すると、自動で関連番組を録画してくれる。
たとえば「温泉」だと、普通の紀行番組の他に、なぜかニュース番組が。「えー」と思って消そうとしたものの、念のためさっと早送りしたら、

ドキッ! ボカシだらけの温泉(男湯)

だったりしたことが。



で、急に話は変わるが、純●。
メンバーの一人が、文●砲をまともに食らって、即引退したあの騒動。ファンでも何でもないし、事実なら同情もしないが、ベ●キー騒動の時のような、「芸能人をつぶして雑誌を売り上げるシステム」に薄気味悪さを感じる。

たまたま彼らは、新しいドラマの宣伝番組に出ていて、明日もその番組が放送されるはずだったのだが、番組表を見ると別番組になっていた。


なんでこんな話をしたのかというと、今日、なぜかうちのHDDレコーダーに、予約した覚えのない●烈の番組が録画されていたのだ。しかもそのタイトルが

「純●おめでとうSP」。

ありえない……。

なんだろう、ブラックジョークなのだろうか……と内容を観たら、騒動前に収録した番組の再放送らしい。
地上波ではなく、CSの番組なので、差し替えはできないのかもしれない。


ここで疑問なのは、なぜ予約した覚えのない彼らの番組が録画されたのか。
しばらく考えて、

スーパー銭湯アイドル

だったことを思い出す。



放送日から数日後に芸能界を去ることになることもしらず、今年の抱負を笑顔で語る彼。
自業自得とはいえ、ただただ切ない。


そして、タレントを次々とつぶしていくあの雑誌に憤りも。


あの出版社は大会社なので、作家としては、あそこから本が出れば一流と言えるかもしれない。
だけど、このやり方は好きではない。


一昔前までは、老舗出版社主催の文学賞に入賞して、紙の雑誌・本が出ないと作家として認められなかったが、今は個人でもウェブ小説投稿サイトなどから商業出版することができる。
僕にその能力があるかと訊かれればムニャムニャ……だが、少なくとも今はそういう道があることが大事。




以前、ねほ●んぱほ●んというトーク番組に、芸能スクープ記者・カメラマンが出てきて、

「これで稼いだ金で食っている飯はうまいんかい?と」
という問いに

「全然、おいしいですよ」
「最高です。喜んでくれるし、面白いスクープが出ると。やっぱり需要があるので」


と答えていたので

まずは、その雑誌を買わない。

なんなら稼がせない。需要をつぶす。
飯そのものを食わせない。他人の人生をつぶし続ける限りは。


そして、ここからが大事だが


仮にその雑誌、もしくは出版社がつぶれたとしても、
才能ある個人の表現者の作品がちゃんと商業的に世に出て、読者に提供されるシステムを強化する

出版社がつぶれるつぶれないは別にしても、個人が作品を出版できるルートは多ければ多いほどいい。



千里の道も一歩から。



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まるちゃんとぼく

2018年08月27日 22:21

 突然、今日の夜飛び込んできたニュース。

 漫画家 さくらももこさん死去 「ちびまる子ちゃん」の作者

 ショックというより
 呆然。



 前々から書いているが、僕はエロ小説書きでありながら(そして、それなりの年齢でありながら)、ほのぽのホームドラマ・アニメが大好物である。

『ちびまる子ちゃん』もその一つ。


 どれだけファンだったかについて、かつてブログで書いたと思ったのだが、今、ちょっと見つからないので、あらためて書く。


 30代後半以上の人は覚えていると思うが、まる子のアニメが始まったときは大変なブームとなり、バブル景気真っ最中ということもあって、世の中みんながピーヒャラピーヒャラ言っていた。

 その勢いで、劇場版も制作されることとなり、いい年であった僕も、当時在住していた東京で、映画館に足を運んだ。
 あまりにもブームだったので、ちょっとノリで見に来ましたみたいな顔をして。
 なぜだか電話100年を記念して制作され(当時のスポンサーの一つがN●T)、最後のエンディングでずらりとN●T各社の社名が並んだのが違和感

 で、二作目、『ちびまる子ちゃん―わたしの好きな歌』 。
 このころ僕は人生に迷い始めていたのだが、それでも観たくて、冬休みに帰った地元の映画館に足を運んだ。
 ところが、そこの係員の男が、「いいんですかっ、ちびまる子ですよっ」としつこくしつこく僕に念を押す。

飛田「いいんです……(ボソボソ)」
係員「いったん入ったら(入れ替え制なので)次の映画は見られませんよっ」
飛田「……いいんです……」
係員「あっ、(同時上映の)寅さんが観たいんですねっ」
飛田「……(いいかげんにしてよぉ)」


 今でも覚えている。
 で、やっぱり館内は子供と母親だけだったが……。



 ブームはさらに続き、なんと翌年、さくら先生は実写ドラマ『さくらももこランド・谷口六三商店』の脚本を担当。
 これはまる子とは関係のない、下町のせんべい屋を舞台にしたほのぼの(でやや癖のある)ホームドラマ。

 こちらは大ブームになったとは言えないが、今は美人女優として知られている夏川結衣さんがおバカ姉ちゃんを演じて、それがまたハマっていた。


 エッセイも執筆。
 まる子と同じく日常のささやかな出来事、それも女性なら隠しておきたいであろう事柄をあえてさらけ出し、笑いを取るという、独特の文体。


 特に健康マニアであることは有名で、それをまるまるテーマにしたエッセイを出したことも



 だからこそ、なぜ……という思いが。



 あくまで個人的な事情だが、ブーム時のまる子は僕の青春時代と重なっていて、その意味でも特別な思い入れがある。
 そして、長谷川町子先生も臼井儀人先生も亡くなってしまったが、「まる子=さくらももこ」でもあるので、その時とはまた違う受け止めが。



 僕も「ご冥福を」なんて言えない。
 早すぎる……。

フィクションのちから

2017年08月29日 22:55

 僕はいつも寝る時にスマホやwi-fi機器の電源を全部切ることにしている。
 電源の節約ということももちろんあるが、機械の光が目に入ると気になって眠れないから。わりと神経質。
 
 で今朝、たまたま6時過ぎに起きて、wi-fiとスマホの電源をつけたら

 ピロンピロン

 と突然防災速報アプリの警報音が鳴った。(地震・水害などの警報をすべて同じにしていた)
 
 まだ寝ぼけていたので、画面はすぐに見ず、朝から雨が降っていたこともあり、
(ゲリラ豪雨の警報なのかな)
 と思いつつ、数分ベッドの中で目を閉じていた。



 しばらくしてから画面を見ると
 

    20170829_211344-l.jpg
 


 えええ……。
 
 もう飛んじゃってるし。
 あわててワンセグをつけると、全局がミサイル報道一色。
 
 うわぁ……。
 
 起きて、歯を磨き、重い気分でメシを食う。
 テレビはどのチャンネルでも、このニュース。
 しかし、BSプレミアムだけは通常通りの番組を放送していた。
 直接の被害もなさそうだし、そのままBSで『ひよっこ』を視聴。
 
 地上波放送ではニュースで飛ばされたので、ストーリーについては触れないでおくが、今回の放送の中では

「大丈夫」「頑張ろう」

 という言葉が、かなり多く出てきた。
 もちろんそれは単なる偶然に過ぎないのだが、その言葉はとても心に染みた。

 ちなみに、同じ脚本家の朝ドラ『おひさま』(放送直前に東日本大震災が発生)でも、番組内で関東大震災が発生した際、登場人物のセリフで、

「東京だけでなく日本も大丈夫ですよ。そんなやわな国ではありません、私たちの国は」

 と言ってくれた。
 これはもちろん現実の世界での大震災を意識したセリフだと思われるが、当時録画したビデオを今見てもジーンとくる。



 このように、フィクションが心の支えになること、ってやっぱりあるんだなと改めて実感。
 自分の小説がそれになり得るかはわからないけれども、そうなったらいいなとは思う。誰かの心の救い的な。まぁお金も大事だけど。
 フィクションってそのためのものじゃないかなと思う。※個人の感想です




 ただ、それはそれとして

 しばらくは、スマホの電源を消さずに寝ることにしよう。




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    他言無用! (前篇)

非実力派宣言

2017年07月25日 20:25

 なんかね
 今日でこのブログを始めて、10年になるそうですわよ。
 おめでとう俺。←定番のセルフおめコメ




 というわけで、当ブログを開始したのは、2007年7月25日
 この年に有料ゲイ向けサイト(※)でデビュー? した僕だが、当時(から現在に至るまで)雑誌掲載などの実績が何一つなく、今よりももっともっと無名だった。

※有料版と無料版があり、無料版では期間限定でゲイ向けマンガ・小説・グラビアなどが、有料版では掲載されているすべての作品が観られた。いずれも現在は閉鎖。

 誰も知らない「飛田流」を少しでも読者に知ってもらうために、軽い気持ちでスタートさせた

 それが

 このブログである。




 開設からはや十年。いろんなことがあった。
・投稿していたゲイ向けサイト閉鎖
・その後、BLゲームのシナリオを書かせていただく
・ゲーム発売後、褒められたり叩かれたりしているうちにメーカー公式サイト閉鎖
・同人に逆戻り。ツイッター・ブログ・ダウンロード販売が主な活動の場に



 そして、現在に至る。



 こうして振り返ってみると、ここら辺の僕の人生は、
 幸運とその「揺り戻し」
 が短い期間で繰り返されていたように思う。



 そもそも、である。



 特別文章が上手いというほどでもない。
 特別エロが突出しているわけでもない。
 特別作風が爽やかというわけでもない。
 特別知名度が高いというわけでもない。(むしろ無名)
 特別筆(キーボード)が速いというわけでもない。(むしろ超遅い)


 このような人間が、なぜ小説書きやシナリオ担当に起用されたのか
 本人にも謎である。



 そもそも、である。(二度目)



 なぜ、僕がゲイサイトに投稿したのか。
 これについては、過去にも書いているが、一言で言えば

 お金が必要だった。

 当時は、目についた官能小説系投稿企画に片っ端から応募していて、このゲイサイトもその中の一つであった。
 もし、このサイトに小説書きとして幸運にも採用されていなかったら、のちにBLゲームのシナリオを担当することもなかっただろうし、人生において本格的に小説を書くことはなかったかもしれない。

 なので、このゲイ向けサイトに起用されたことが、その後の僕の字書きとしての生き方に大きく影響したことは、ほぼ間違いない。


 とは言え


 
 小説販売は、前作の『クロイヌ』以降、一年以上お休みしている。

 どうもすみません。

 ……いや、反応が無いので待ってくださっている人がいるのかどうかすら不明なのだが。



 実のところ、小説はこの間もずっと書き続けているのだが、極端にキーボードが遅くなっている。


 それはね


 小説の基礎ができていないため、拙作にだんだん「あら」が見えてきて、

(これでいいのだろうか……)

 と、メビウスの輪をたどるように延々と悩み続けていたのである。



(読者はそこまでこだわりを求めちゃいないよ、とにかくオカズになるエロ、エロ!)

 という、ささやきも頭の隅のどこからか聞こえてくるが、それにホイホイと屈してしまうのもしゃくに障る。
 ザ・へそ曲がり☆





 そんな思考の迷宮に陥っていた時、以前ツイッターでも書いたが『レッツゴ一ヤングコンサート』なる番組を見た。
 いわゆる「懐かしのアイドル」が総出演する企画。
 全盛期から30年、もしくは40年以上経過した元アイドルたち。当然みなそれなりに年を重ねている。

 アイドルといえば昔も今も、若さ・可愛さ・可憐さが命。はっきり言って歌唱力は二の次三の次である。むしろ、歌の上手いアイドルを探すほうが難しいと言ってもいいだろう。
 浅田ミヨコさんなどに代表されるように、当時の(……今でも?)アイドルは美貌が突出していれば、多少の歌のヘタさや音痴は許されていた。

 このステージの出演者、大土易久美子さんもその一人。

「一億人の妹」という大層なキャッチフレーズでデビューした彼女は、若かりし頃、可愛らしい顔、意外にでかぷりんなバストなど、これぞアイドルと言える美貌を誇っていた。
 ただ歌はあまり上手くはなかった。
 いやはっきり言ってしまえば

 とてつもない音痴だった。

 それは本人ですら認めている
 もしかしたら、ミヨちゃんよりも下手だったかもしれない。

 とは言え、さっきも書いたようにあくまでも彼女は「アイドル」なので、それは大きな欠点になることは無い。
 ミヨちゃんの『アカい風船』のように、歌いやすい曲を可愛らしく歌っていれば、音痴も目立たなかった


 はずだった。


 ところがである。
 久美子さんの場合、レコードを出すに連れて、どういうわけか歌唱力をはるかに超えた難しい曲になっていったため、音痴ぶりがさらに悪目立ちしてしまう結果に。




 で、先日放送の『しッツヤンコンサート』。

 ドピンクでフリフリのアイドルドレスを着た、五十代半ばの久美子さんが満面の笑顔で舞台に登場。
 曲は『スプリソグ・サンバ』。


 サ ン バ で あ る 。


 ホイッスルを吹いて出てくる時点ですでに息切れ。
 曲のキーは下げまくっているものの、不安定な音程にさらに磨きが掛かっている。
 それをカバーするかのように、「アーイェ! オーイェ!」の掛け声は大ハリキリ。
 露出した二の腕にぽっちゃりと付いたお肉が、サンバ(風)の激しい振り付けのたびにプルプルと揺れる。
 さらには歌唱力の欠如を隠そうとして(?)、ビブラートっぽい何かを挟み込むものの、基礎ができていないため、かえってそれがより悲惨な状況を招いている。


「観てはいけないもの」一歩手前な
 歌声&パフォーマンスに、
 驚きのあまり、10回以上繰り返して観てしまった。



 もちろん、彼女のように歌唱力が「非実力派」の元アイドルは他にも出演している。
 たとえば、同じステージに出演したナソノ。
 彼女の場合は、歌いやすい曲だからこれといったあらも目立たないし、ご存知のように美貌も歌唱力も「そのまま」である。
 ただ、感想は、

「ナソノも相変わらず美人だなー」

 で終わり。



 全出演者の中で、一番印象に(良くも悪くも)残ってるのは、
 歌とか見栄えとかは別にして、
 ある意味吹っ切れた感のある
 久美子さんだった。

 それを見た時、かすかに光明が見えた。

 僕は、自分の文章力・構成力の無さに囚われすぎていて、小説を書くことを「楽しんで」いなかったのではないか――と。




 どこの世界でも「実力派」と呼ばれる人はいる。
 同人小説界でもそう。
 上手い人は最初から上手いし、努力している人は努力している。
 ただ、小説って、上手い人「だけ」が書く資格があるのだろうか。



 この、文学性のかけらもない文章をご覧になって、すでにお気づきだろうが、
 僕は、けっして「実力派」の字書きではない。
 まして、売れているポジションにいるわけでも、逆にニッチなフェチズムに特化した話を書いているわけでもない。
 さらには、ゲイ向け創作(ポルノ)によく見られる、主要キャラクターに「ゲイしかいない奇妙な世界」を描いているわけでもない。
 どちらかと言えば、「勇一・大吾シリーズ」の田上勇一のように、「普通」の世界に生きるゲイが主役の物語が多い。
「普通」の世界、とは、間近にLGBTへの理解者がいるわけでもなく、カミングアウトが難しい、今、僕たちが暮らしているこの世界のことである。

 本来このような小説は、もっと実力のある方が取り組むべきなのだろうが……。


 でも、そういった話が(少)ない以上、不肖飛田流が書くしかない


 のかもしれない。


 実力も無いのに、難しいテーマで書きたがる、そんな身の程知らずな字書きが、一人ぐらいいてもいいのではないだろうか。






 アーイェ! オーイェ!(※決めポーズ付き)







 というわけで、
 ブログ開始から10年目にして、

 私、飛田流は、勝手ながら

「非実力派宣言」をさせていただきます。



 こんな私ですが、よろしければこれからもよろしくお願いします。



 アーイェ! オーイェ!







 ああそうそう

 次回作は、『他言無用!』(前篇)の続きになる予定。

 こちらも、よろしければよろしくお願いします。



【追記】
 ちなみにこの記事のタイトルの元ネタは

   

   非実力派宣言

 過去に、似たようなタイトルの記事も書いているので、お暇な方はそちらもご参照いただければ。

 →「非主流派宣言」


 そして、本日より、これまで限定公開だった『むンむンぬれぬれ ~ハダカで潜入取材♡ の巻~』の続きを誰でも見られるように、完全公開します。
 まだご覧になっていない方がいらしたら、どうぞどなたでもご覧ください。




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三コマ人生

2017年07月18日 21:09

 今さら感もあるが、毎日少しずつ「プチ断捨離」をしている。

 とは言え、確実に要らない、と断言できるものは少なく


(あ、これいつか使うかも……)
(これはちょっと捨てきれない……)



 優柔不断な性格が災いして、モノ(家族によると“ガラクタ”)は溜まる一方。




 というわけで、まずは紙(書類・写真・雑誌)系のブツから、スキャンして断捨離っている。


 そんな中


 昔書いたノートが出てきた。



 唐突ですが、三コマ漫画です。(絵じゃないけど)
 ご覧ください。


    3koma1.jpg

    3koma2.jpg

    3koma3.jpg


 以上。


 なにこれ……。
「四コマ」にもなっていないし……。




 いつ書いたんだかねー、これ。

 記憶に無いぐらい昔、だと思う。




 このように、最初の数ページだけ、意気込んで記入しているノートが他にもいくつかうちには転がっている。
 見ての通りの、


・字だけでもうまく見せかけようとして、内容の理解に至っていない
・シナリオ教則本の丸写し
・実感・体験が伴わない(習作の経験が少ない)、頭でっかちの理論主義



 い、痛々しい……。


 きっと、「俺には特別な才能がある」と粋がっていた頃だろう。
 実際は、いつだって人生「三コマ」までしか進めないくせに。


 それから●十年。


 現在はこのようになっております。



 せめて四コマ目には進みたい。






 ちなみに
 スキャン後このノートは速攻で捨てました。




 しかし



 あの時抱いていた
 根拠なき野心は



 まだ捨てきれない……。



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教えてエラい人

2017年02月03日 21:42

 先日、三つのアンケートを実施しました。

 まずは二つ。


【質問】あなたがゲイと自覚する前に、男性の裸を初めて性的に意識したのはいつ頃ですか。(明確に感じたエッチな気持ち未満の、モヤモヤした気持ちも含みます)

第二次性徴後~中/学/生 2票
 (←こう書かないとブログに登録を拒否される)


【質問】あなたが自分がゲイだと自覚したのはいつ頃ですか。
※ここでの「自覚」は、前問の「モヤモヤした気持ち」から一歩進んだ、
明確に同性が恋愛対象と意識した
あるいは同性の裸に(性的に)興味を持つようになった
時のことを指します。


中/学/生 12票 
高校生 2票
高校卒業後~二十代前半 3票



 得票数に大きな違いがあるけど、ゲイの目覚め、および、自覚は中/学/生が中心ということになりますね。



 これを踏まえて、三つ目の質問。


【質問】中/学/生のあなた。同じクラスの別の男子が、クラスの大半の生徒に「オカマっぽい」といじめられています。いじめの輪はどんどん広がり、ボスがあなたにも「こいつをいじめないとお前もオカマだ」と強要。(あなたがゲイである事はバレていない)
どうする?


やむを得ずいじめに加担 1票
拒否も加担もできない・転校する・不登校になるなど 1票



 うーん……。

 まずは、正直にお答えいただき、ありがとうございました。

 告知を繰り返したにもかかわらず、この得票数なので、「答えが無いのが答え」なのかなぁ。

 そもそも
「いやー実は俺男が好きでさー」
 なんてことを言ったら確実にいじめられる。
 確実にゲイ要素を持った子はいたはずなんだけどね。

 とはいえ、腕力なら誰にも負けないであろうゴリラみたいなゲイの殿方(※誉め言葉)も、同じゲイの人がいじめられていたとしてもスルーしていたのかな、とはちょっと気になった。








 なぜこの質問をしようかと思ったかと言いますと。

 ゲイであることによっていじめを受けた・自殺を考えた、という意見はたまにアンケートなどで目にすることがあるんだけど、「学生時代、いじめられているゲイを別のゲイがかばった」という話はほとんど見たことが無かったので、ちょっと訊いてみようと。

 うーん、確かに難しい問題……。



 自分ならどうするか、ですが。


 まず、僕が同性の裸を意識したのは、小学校のころかなぁ。銭湯に行った時、当然のことながら、全裸の男たちがわんさかいて、ドキッとした。
 その気持ちがなんだかわからないまま、テレビのクイズ番組に、羽織袴で出てきた大学応援団の学生に心を奪われる。

 中学時代。

 僕は
 昔からこう
 なので、他人から見下されやすいというか、馬鹿にされやすい。
 みんなと一緒に行動しないとか
 方言を使わないとか
 とんちんかんな発言をするとか
 で、なめられた末のいじめを受けることもあった。

 経験者ならわかっていただけると思うが、クラスのボスグループを敵に回すとしんどいっすよね。何かと。
 その時の「彼ら」の他人を見下した表情・言動は、今、小説でそのようなキャラを書くのに、大変役立たさせていただいている。

 ただ、当時自覚が無かったこともあり、ゲイとしてからかわれることは無かった。

 その自覚が芽生えたのは、高校を卒業して、書店でゲイ雑誌を立ち読みしたころだろうか。(誌名は忘れた)
 ただ、すぐに認めたわけではなく、徐々に徐々に、という感じだったと思う。



 話を戻して、もし僕が中学時代そういういじめを強要されたら……

 今なら、「誰かに相談」するだろうか。
 でも、なまじ教師に相談しても当てにならないどころか、チクリが漏れてクラス中を敵に回すこともありうる。

 当時なら……うーん……
「拒否も加担もできない」末に結局自分もいじめられる、かなぁ。
 コワイコワイ。




 昔シナリオを書かせていただいた『体育教師 極(きわめ)』の中で、篤永祐斗(とくながゆうと)というキャラが登場するのだが、外伝『僕の君』も含めて、ちょっとだけその問題に触れている。
(エロゲーなので、そんなに深く掘り下げているわけではないけど)

 つまり、

 ゲイ発覚(アウティング)→誰も助けない


 という“定番”の流れ。

 そう
 誰も助けない
 んですよね。

 祐斗の場合は、亘武が“助ける”んだけど……。

 いじめだけでも助けるのは難しいのに、そこにアウティングが絡むともう絶望的。

 というわけで

 「自分の身を守るのは自分しかいない」という当たり前の結論。


「LGBTいじめに対してはこうすれば良い」という「正解」を
 教えて誰かエラい人。




 投票ありがとうございましたー。



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